去る7月23日より、郡山市ふるさとの森スポーツ広場で開催された「福島県高等学校男女ソフトボール選手権大会」(高体連代替大会)に出場しました。新型コロナウイルスの影響で春シーズンの大会が全て中止となり、3年生にとって出場する大会が無くなってしまい目標を失いかけました。しかし、代替大会の開催が決定した時から「県大会優勝」を目標に、ここまで努力を続けてきました。
若商ソフト部は、24日の2回戦でいわき合同チーム(湯本・磐城・いわき総合)と対戦し9対0の5回コールド勝ちで勝利し、25日の準々決勝で学法石川高校と対戦しました。昨年のインターハイ県チャンピオンで新人戦2位の相手に対し、何とか食らいついて試合を進めましたが、1対6で敗れました。
3年生は、今年のチームの特徴である「笑顔」を最後まで忘れず、勝利を目指し、今まで練習してきた全てを出し切ってプレーしてくれました。3年生は今大会で引退し、1・2年生の新チームが始動しますが、先輩の叶えられなかった「県大会優勝」を目標に努力してくれると思います。
1月4日、2020年の最初の練習は、学校の近所にある諏訪神社へのお参りでスタートしました。2019年が大きな怪我もなく活動できたことを感謝するとともに、2020年のチームの飛躍を誓い、また新入部員がたくさん入部してくれることを願いました。2020年は、2年生にとってはソフトボール部の活動集大成の年となり、1年生は後輩ができ先輩として自覚を持たなければならない大事な年となります。1年後「良い1年だった」と思えるよう、悔いなく精一杯努力をしていきたいと思います。
12月28日、年末の恒例行事となっている「年越しそば(カップ麺)」をみんなで食べ、令和元年最後の練習を締めくくりました。2019年は、県大会3位入賞は果たしたものの、あと一歩のところで私立の壁に阻まれ、優勝という目標を果たすことはできませんでした。また、3年生が引退し、1・2年生あわせて部員7人という苦しい状況となり、合同チームでの活動となってしまいました。しかし、チームは暗くなることなく、合同チームの活動も良い経験として成長しています。これからも「ソフトボールを楽しむ」ことを心掛け、つらい冬の時期を明るく乗り越えていきたいと思います。
去る12月8日、令和元年度会津若松市ソフトボール協会表彰式において、本校3年生・齋藤美来さんが優秀選手として表彰されました。高校体育大会県大会をはじめとする大会で投打の中心選手として活躍し、第3位入賞を果たしたことなどが評価されての表彰となりました。
秋の新人体育大会ではベスト8という成績でしたが、この冬にしっかりトレーニングを積んで春の県大会で優勝し、来年はチームとして表彰されるよう頑張っていきたいと思います。